一般的に法人ゴルフ会員権とは、1名記名式会員権のことを指します。この会員権では、記名している1名のみ会員権を使うことが可能です。法人会員権には正会員と平日・週日会員があり、正会員ならコースの休業日以外はメンバー料金でプレイできます。平日会員は、日曜日以外にメンバー料金で利用可能です。週日会員は土曜日・日曜日にはプレイできません。利用日が制限される代わりに、会員権は正会員よりも安く市場に流通しています。土日以外に顧客とのプレイが可能なら、会員権の費用を安く抑えることができます。法人無記名会員になると、その会社などに属している人なら誰でプレイできますが、この会員権を発行しているゴルフ場は僅かです。プレイしたい人が多ければ、2記名式、3記名式のゴルフ会員権もあります。法人会員を認めていないゴルフ場もあるので、その場合は会社などが所有するゴルフ会員権を、個人名義にすることができるか否かを確認しましょう。法人会員権を取得すると、購入代金や名義書換料を資産として計上できます。ゴルフ場によっては、名義書換料も安くなる場合があります。ゴルフ会員権を資産に計上した場合には、毎年かかる年会費や名義書換料を経費で処理できます。ロッカーの使用料や顧客とのプレイ費用も、交際費として費用に計上可能です。会員権は減価償却できません。しかし購入代金よりも売却代金が安くなった場合は、損金として計上できるメリットもあります。
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