ゴルフ会員権の概要とその仕組み

ゴルフ会員権は、ゴルフ場ごとに決められたメンバーと受理できる権利全般のことを指します。大抵の場合は証券・証書という形で、賞状のような書類がゴルフ場より発行されます。なお会員権を入手しただけの段階ではまだ会員として見なされておらず、審査を受けてなおかつ理事会の承認を経て初めて会員になれるという仕組みです。審査をパスすることで、会員としての権利も発生するようになります。

主にゴルフ場はパブリック制と、会員制の2つの種類に大きく分かれています。前者はパブリック(公共)という単語が示す通り、誰でもプレイが可能な場所であり会員制は存在しません。そして後者の会員制を採用しているのが、ゴルフ会員権を発行するゴルフ場という訳です。会員制の中でもいつくかの種類に分かれていて、多くを占めるのが預託金制となります。

文字通りゴルフ場にお金を預けることで、ゴルフ会員権が得られる仕組みです。日本国内の中でも、約90%がこの預託金制を採用しています。会員権の証書の中に、入会時に支払った預託金の額が表記されています。ちなみに退会する際に、あらかじめ決められた期間(多くは10~15年ほど)を過ぎていれば預託金の返金請求が可能です。

その他の種類として挙げられるのが、会員が出資している株主会員制です。株主であるため会員は議決権を持っており、経営面でも参加できる仕組みとなっています。ゴルフ場自体が社団法人である場合は、社団法人制を採用していることが多いです。

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